インコは、オスとメスで性格や特徴が異なります。
例えば、おしゃべりする種類のインコだと、オスの方がおしゃべりは得意です。
また、メスの方が比較的鳴き声が静かです。
お迎えするにあたって、「オスがいいな〜」、はたまた「メスがいいな〜」と、希望を持たれている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方のために、インコのオス・メスの違いや見分け方をまとめて見ましたので、参考にしていただけると嬉しいです。
見分け方は、鳥の種類にもよるんですが、今回はポピュラーで比較的雌雄の区別がつけやすいセキセイインコにスポットを当ててご紹介していきたいと思います。
インコのオスの性格・特徴
まず、オスのインコの性格から見ていきましょう。
一般的に、オスのセキセイインコは活発で、よく鳴きます。
おおらかで人懐っこく、ひょうきんな子が多いように思います。
そして、オスはおしゃべりが上手な子が多いです。
中にはおしゃべりできない子もいますが、綺麗な鳴き声でよくさえずっています。
コミカルなダンス?もよくしています。
また、発情期にはお尻をスリスリとこすったり、パートナーや大好きなおもちゃなどに吐き戻しをしたりします。
インコのメスの性格・特徴
メスのセキセイインコは、オスと比べると少々気が強く、荒っぽい性格の子が多いような印象です。
おそらく、巣を守るという潜在的な性格が影響してるのかな〜?と思います。
オスに比べるとあまり鳴きませんが、発情期など、時期によっては「ギャーギャー!」と、鳴く、というよりは、叫んだりします。
と思えば、たまに人間にも甘えてきたり。要はツンデレタイプが多い気がします。笑
また、木や紙くずなんかを細かくかじったり、狭いところに潜り込もうとしたりします。
これも、巣を作ろうとする営巣本能からくる行動です。
そして卵を産んだらもちろんメスです。
インコの性別の見分け方
さらに具体的なインコの性別の見分け方をご紹介しますね。
ろう膜の色
セキセイインコは、鼻の部分である「ろう膜」の色で雌雄を判別することができます。
オスは鮮やかな青色をしています。
メスは肌色~ピンクのような色をしており、発情期になるとカサカサになります。
ですが、これは大人になってからのお話。
ヒナの時は、オスもメスもピンク色をしているし、行動や仕草を見ても判別はなかなか難しいでしょう。
ヒナの判別方法として、鼻の穴の周りが白っぽいとメスで、色が均一だとオス、という話もあります。
ですが、我が家で何羽も孵化させて成鳥まで育て上げた経験がありますが、あまり信ぴょう性は無いように思います。
鼻の周りが白っぽい子がオスだったこともあるし、その逆もありました。
そのくらいヒナの時の判別は難しいのです。
また、アルビノ種とルチノー種では、大人になっても、オスもメスもろう膜の色はピンク色です。
特有の色素が関係しているようです。
ですが、オスは艶があり、メスは発情期になるとカサカサになるので、この辺りの変化や行動と照らし合わせて判別することができるでしょう。
足の色
一般的に、オスの足は青っぽい色、メスはピンクっぽい色をしていると言われています。
我が家のセキセイインコもその通りの色をしています。
が、オスなのにピンクっぽい色をしている個体もいるので、ろう膜ほどの信頼性は無いようです。
また、ろう膜と同じく、アルビノ種やルチノー種は、オス・メス共にピンク色の足をしています。
その他には
- 下クチバシ・・・オスは狭い、メスは広い
- 頭部の形・・・オスは丸みがある、メスは平べったい
- 骨盤・・・オスは狭い、メスは広い
といった判別の仕方もあるようですが、見分けるのはかなり困難だと思います。
また、発情の時期などでも変化してくるので、これらを総合的に見て判断してみましょう。
参考までに、我が家のインコたちの画像を貼っておきますね♪
性別関係なく大切に育てよう
【セキセイインコの性格】
- オス・・・人懐っこくおおらか、ひょうきんで活発。よく鳴き、おしゃべりも上手。
- メス・・・気が強く、ツンデレなところも。あまり鳴かないが、発情期にはギャーギャー叫ぶことも。
【セキセイインコの性別の見分け方】
- 主にろう膜や足の色で見分けることが出来る。
- ただし、アルビノ種・ルチノー種は色素の関係でオスメス共に似た色をしている。
- 他にも、クチバシや骨盤、頭の形からも判別することが出来るが、見極めるのは難しい。
- 外見と、行動を照らし合わせて判断しましょう。
- また、ヒナの時の判別は難しいです。
まとめるとこんな感じですね。
ヒナの時の判別は本当に難しいので、ヒナをお迎えする時はオス・メスのどちらだったとしても、大切に育てる心構えが大切です。
絶対こっちの性別がいい!と強い希望をお持ちでしたら、ある程度成長して性別がはっきりわかっているインコさんをお迎えするといいですね。