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【ハリネズミのダニ対策】家で今すぐにできる5選

ハリネズミ ダニ

この記事では「ハリネズミのダニ対策」について紹介したいと思います。

人間と同じでハリネズミもダニか守る必要があります。

命に関わることもあるのできっちり対策方法を理解しておきましょう。

ハリネズミがダニに寄生されるとどうなる?

ハリネズミを飼っていれば必ず悩まされるのがダニ。

ではどんな症状が出るとダニが寄生している可能性があるのでしょうか?

当てはまる項目はないかチェックしてみてくださいね。

ダニに寄生されているかどうかのチェックポイント
  • 皮膚を後ろ足でよく掻いている
  • 皮膚が赤くなっている
  • フケが出ている
  • ハリの抜け落ちの量が多い
  • 緑色の糞やゆるい糞をする
  • 元気がない
  • 叫ぶように鳴く

毛並みを整えるときに後ろ足で掻く様な仕草をすることもあります
ハリがはえ変わる時期もあります

これらの症状が出たからといって必ずダニが寄生しているとは限りませんが、これらの症状が見られた場合は動物病院への受診をおすすめします。

今から出来るハリネズミのダニ対策5選

では、ハリネズミをダニから守るためにはどうすればよいのでしょうか?

対策方法について紹介しますね。

ケージの中を清潔に保つ

ダニ対策として一番大切なことが「ケージ内を清潔に保つ」ことです。

糞や尿などが残っていると、ダニが繁殖する原因となります。

なのでウッドチップやコーンチップを床材に使用している場合は、2週間に一度はすべてのチップを入れ替えることをおすすめします。

我が家の子は糞や尿をいろんな場所ですることもあるのでペットシーツを床材に使用しています。

ペットシーツは毎日まるごと変えることができるので清潔を保つのにオススメです。

また、注意したいのが寝床です。

出入口以外が囲まれている寝床(特に床も囲まれているもの)は熱がこもりやすく、接している床の部分からダニが繁殖しやすいので注意しましょう。

高温多湿を避ける

高温多湿はダニが繁殖しやすい環境となります。

ハリネズミが快適に過ごせる温湿度は、

  • 温度 24℃~27℃
  • 湿度 40~60%

となっています。

これらの温湿度はダニも繁殖しにくいので、ダニ対策のためにも温湿度管理はきちんとしてあげましょう。

温湿度管理のやり方について詳しくはこちらをご覧ください。

ハリネズミ 温度 湿度
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砂場を用意する

ハリネズミの遊び場としてケージ内に入れる砂場には、体についたダニなどを落とす効果があります。

さらにハリネズミは砂遊びが好きな子も多いので、ストレス解消にもなりますよ。

猫用の砂などを使うと体を傷つけてしまうので、必ず「ハリネズミ用の砂」を使ってあげてくださいね。

お風呂に入れてあげる

お風呂に入れてあげることによってダニ対策をすることができます。

体を清潔に保つとダニ以外の皮膚トラブルを防ぐこともできます。

しかしハリネズミをお風呂に入れるにはいくつかの注意点があるので、下記のページを参考にしてみてくださいね。

ハリネズミ お風呂
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ダニの繁殖が心配な場合が動物病院で検査してもらおう

残念ながら飼った時、つまりペットショップの時点からダニが寄生してしまっている場合もあるようです。

ダニが付いたまま新しいケージに入れてしまうとさらにダニを繁殖させる危険性があります。

心配な場合は飼い始めのころに動物病院で検査してもらうことをおすすめします。

ダニ対策をしっかりとして、快適に過ごしてもらおう

まとめ

ハリネズミがダニに寄生している場合に見られる症状は、

  • 皮膚を後ろ足でよく掻いている
  • 皮膚が赤くなっている
  • フケが出ている
  • ハリの抜け落ちの量が多い
  • 緑色の糞やゆるい糞をする
  • 元気がない
  • 叫ぶように鳴く

ハリネズミのダニ対策として、

  • ケージの中を清潔に保つ
  • 高温湿度を避ける
  • 砂場を用意する
  • お風呂に入れる
  • 動物病院で検査してもらう

ダニが一度寄生してしまうとなかなか完治しないので、ダニ対策はしっかりとしてあげましょう。

ダニ対策の内容はハリネズミが快適に過ごすためにはどれも大切なことです。

少しでも長く一緒に暮らすために環境を整えてあげましょう。