美味しいものや好きなものをたくさん食べ続けていると肥満になってしまいますね。
ハムスターもひまわりの種などハイカロリーなものをたくさん与えていると肥満になってしまいます。
人間と同様にハムスターにとっても肥満は身体に負担をかけてしまいます。
太り過ぎればダイエットをしなくてはいけませんが、ハムスターはどうやってダイエットすればよいのでしょうか?
この記事ではハムスターの肥満の原因とダイエット方法を紹介していきます。
目次
ハムスターは何kgから肥満?
まず最初にハムスターの種類別の平均体重を紹介します。
- ロボロフスキーハムスター 15~30g
- ジャンガリアンハムスター 30~40g
- ゴールデンハムスター 80~150g
個体によって差はありますが、以上が平均体重となります。
上記の平均体重から1.5倍以上重たい場合が肥満となります。
- ロボロフスキーハムスター 40g以上
- ジャンガリアンハムスター 55g以上
- ゴールデンハムスター 160g以上
計測することや、見た目体重でも該当するかどうか判断できますね。
ハムスターの肥満と病気の関係
私たち人間も肥満が原因で病気になってしまいます。
例えば、高血圧や心臓病・糖尿病などが代表的ですね。
ハムスターも同じです。
肥満になってしまうと、
- 高血圧
- 糖尿病
- 心疾患
- 脂肪肝
- 脱毛
- 皮膚疾患
などの病気になってしまいます。
内臓系の病気になってしまうと、見抜くことが難しいですね。
肥満にさせないことが大切です。
ハムスターが肥満になる原因
ハムスターが肥満になる原因は複数ありますが、特に大きな原因となるものをまとめてみました。
脂肪の多い食事
ひまわりの種などのハイカロリーな食事内容が原因で太ってしまいます。
ペレットを主食とし、ひまわりの種などはたまにおやつで与える程度にすると良いでしょう。
正しい食事方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
ストレス
私たちもイライラする時に食べてストレス解消をしてしまうことがありますよね。
ハムスターも同じです。
ストレスにより過食をしてしまうことがあります。
ハムスターにストレスが溜まる原因やストレス解消法はこちらの記事でまとめているので、参考にしていただければ幸いです。
運動不足
大抵の人は設置していると思いますが、ホイールを設置していない場合は運動量が落ちてしまい肥満になります。
ハムスターの肥満対策・ダイエット方法
ハムスターのダイエットも人間と同じです。
私たちもダイエットと言えば、運動と食事制限とストレスを溜めないことですよね!
運動
ケージ内には必ずホイールを設置してあげましょう!
ハムスターは本能的に夜中に走り回ります。
ホイールさえあれば好きに運動ができるのです。
また、ホイールでの運動以外では部屋んぽでの運動もあります。
部屋んぽ=部屋でのお散歩のやり方はこちらの記事をご覧ください。
食事制限
食事は基本はペレットを与えましょう。
脂肪の多いものは、ごくたまにおやつで与える程度にしておきましょう。
与える量も体重の10%以下にします。
しかし、いきなり量を減らすとハムスターのストレスになるので、徐々に減らしていくようにしましょう。
ストレス解消
ハムスターにとってのストレス源は私たち人間の作り上げる環境や過剰なスキンシップです。
音や温度などが適切な環境であるか、過剰なスキンシップをしていないか、ストレスを与えてしまっていないか、改めて見直してみましょう。
ハムスターの健康のため、まずは肥満にさせないことが大切
- ハムスターの肥満は平均体重の1.5倍以上
- ハムスターも人間と同様に肥満が原因で病気になる
- ハムスターの肥満の原因は食事内容・ストレス・運動不足
- ハムスターのダイエット方法は運動と食事制限とストレスを溜めないこと
- 食事はペレットを基本に与え、ホイールは必ず設置する
- 肥満にさせないことが大切
ハムスターに餌をあげるのって楽しいですよね。
可愛い姿も見ることもでき、飼い主とハムスターの限られたスキンシップの時間でもあります。
しかし、一度肥満になってしまうとダイエットをするのは難しいです。
私たち人間も身体が軽ければ運動する気になりますが、太ってしまい身体が重たいと運動することが余計に嫌になってしまうのではないでしょうか。
肥満はハムスターの体にも負担をかけてしまい、そのまま肥満状態が続けば病気になり短命になってしまいます。
誰しも長くハムスターと一緒にいたいと願っていますよね。
たくさん、好きなだけ、喜ぶ餌を与え続けることは優しさではありません。
ハムスター自身のためにはならないのです。
ハムスターの体重の管理をして長生きさせてあげることの方が、よっぽど優しいのではないのでしょうか。
適切な量の餌、運動できる環境、ストレスを与えず、まず肥満にさせないことがとても大切です。
現在飼育しているハムスターが肥満になってしまっている方も、諦めずダイエットに取り組みましょう。
全ては私達飼い主の手に委ねられています。
ハムスターの健康寿命のために頑張っていきましょう!