私たちが日常で何気なく使っている日本語も実際に意味をしっかり説明することができない単語がたくさんあります。
みなさん、「運河」はご存知ですよね。
では「川」との違いはいったい何だか分かりますか?
もしかしたら知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「運河」と「川」の違いについて説明していきます。
似ているようで全く違うこの2つの意味。
一緒に学んでいきましょう。
「運河」と「川」の違い
「運河」という言葉は知っていてもどんな河かイメージできる人は多くないかもしれませんね。
決定的な違いを一言でいうと運河は人によって作られた人工の水路のことをいいます。
運河は昔、船が通るための船路として陸を掘り起こし作られていました。
ちなみにこの運河の「運」という漢字は運送を意味しています。
船でいろんな物を運ぶためにこの運河が必要だったのですね。
また、川は自然によって作り出されています。
雨などの水が集まり高い場所から低い場所へと流れている水路のことです。
同じ「かわ」でもこの2つは全く別ものなのです。
河と川の違い
漢字で「河」と「川」は2つとも「かわ」と読むことができますが、そもそもこの違いはご存知でしょうか。
実は決定的な大きな違いというのはないのですが、一般的に言われているのは、
- 川は水の流れに勢いがあり
- 河は比較的水の流れがゆっくりしていて「川よりも大きな河」
を指します。
ですが、大きくても河と呼ばない場所もあるため、必ずしもこれが当てはまるわけではありません。
ちなみにこの2つを合わせたものは、「河川」と呼ばれています。
日本で見られるおすすめの運河
日本は鉄道が盛んになってきたことで、昔よりも運河が見られる場所は減少しています。
それでも運河を見られる場所は日本全国に多数あり、特におすすめなのが日本三大運河ともいわれている北海道の小樽にある小樽運河です。
とても有名なので訪れたことがある人も多いかもしれませんね。
全長1,140mあり、飲食店などが連なり昔ながらの雰囲気も味わうことができます。
まとめ
- 運河は人工的に作られた水路のこと
- 川は自然によって作られている
- 日本にも多数運河を見られる場所がある
聞かれると意外と分からない運河と川の違い、お分かりになりましたか?
この記事が参考になったら嬉しいです。