ハムスターが餌を頬袋に入れている様子はとても可愛らしいですよね。
しかし、逆に餌を食べなくなってしまうととても心配になります。
ハムスターが餌を食べない時にはどんな理由があるのでしょうか。
食べない=病気なのでしょうか。
そして、食べない時にはどんな対処をすることが出来るのでしょうか。
この記事ではハムスターが餌を食べない原因とその対処法について紹介していきます。
目次
ハムスターが餌を食べない原因
ハムスターが餌を食べない原因は色々あります。
考えらえる原因を挙げてみたので、当てはまるものがないかチェックしてみてください。
環境に慣れていない
環境の変化に慣れていない可能性があります。
緊張と警戒心から巣箱の外に出ることが出来ず、餌を食べることが出来ていません。
飼育温度が適切ではない
極端に暑かったり寒かったりする場合には、ハムスターは餌を食べなくなってしまいます。
歯が悪い
歯の状態が悪くなってしまい、固い餌を食べることが出来なくなってしまっている場合があります。
年齢
年を取って食べる力が減退してしまっている場合があります。
餌が変わった
与える餌の種類を急に変えてしまうと、それがストレスになり食べない場合があります。
病気
病気が原因で餌を食べなくなっている場合があります。
ハムスターが餌を食べない時の対処法
それでは、原因別に対処法を紹介していきたいと思います。
そっとしておく
環境に慣れていない場合は、慣れるまでそっとするのみです。
心配な気持ちは分かりますが、そっとすることだけが対処法です。
静かに待っていれば、お腹の空いたハムスターが出てきて餌を食べてくれるでしょう。
ケージ内を適切な温度にする
飼育温度が適切でない場合は、寒い場合はヒーターを、暑い場合は冷房などを使用し、ケージ内の温度を適切にします。
ハムスターが活動しやすい適温にしてあげましょう。
自然と食欲が戻り、餌を食べ始めてくれるはずです。
餌を食べやすくする
高年齢により餌が食べられなくなっている場合には、お湯でふやかし柔らかくして餌を与えて様子を見ましょう。
以前の餌と混ぜて与える
急に餌を変えてしまったことが原因で餌を食べなくなってしまっている場合は、以前食べていた餌と混ぜて与えるようにしましょう。
徐々に新しい餌の量を多くしながら、すべて入れ替えてあげるようにしましょう。
病院へ行く
ケージの噛みすぎや、年齢などで歯が弱ってしまい餌を食べられなくなってしまっている場合には、放置せずに獣医さんにみてもらいましょう。
治療をしてあげないと、どうにも出来ません。
病気の可能性を疑う場合、まず、餌の量だけではなく、水分を取っているか、ウンチやおしっこなどの量や状態をしっかりと観察しましょう。
観察し記録した上で、獣医さんにみてもらいましょう。
原因は色々と考えられますが、私たちには予想することしか出来ないからです。
病院に行けば理由もはっきりと分かってスッキリしますし、安心できますよね。
餌を食べない原因をつきとめ、解決策を考えましょう
ハムスターが餌を食べない原因は、
- 環境の変化や飼育環境が適切でない
- 歯の状態が悪い
- 高齢による食欲減退
- 急な餌の変化
- 病気
等が考えられる。
対処法としては、
- ハムスターが環境に慣れるまでそっとして、飼育環境の改善を行うことで食欲不振が改善する可能性がある。
- 高齢で餌が固くて食べられない場合はお湯でふやかす等の工夫をして与える。
- 餌を急に変えた場合には、元の餌と混ぜて徐々に新しい餌にならす。
- 餌の量だけではなく、水分量や排泄物も観察する。
- 改善が見られず、様子も違う場合や歯の具合が悪い場合には、迷わずに病院へ!
私たち人間も基本的には毎日食事をしますが、気分や体調不良で量が減ってしまうことがありますね。
ハムスターもその日の気分や、ストレス、体調不良などで一時的に食欲が落ちてしまうことがあるでしょう。
まずは日々しっかりと様子を観察しましょう。
餌を食べていないことそのものに気がついていなければ、対策しようがないからです。
そして思い当たる原因があれば対策してみましょう。
対策をしても食欲が戻らない場合には、迷わずに病院に連れて行ってあげましょうね。
大切な家族のハムスターには、おいしいものをたくさん食べて、元気で長生きして欲しいですよね。