就職に際してよくいわれる「Iターン」や「Uターン」、時には「Jターン」なんて言葉が聞かれることもあります。
「I」も「U」も「J」も、文字で人の動きを表しているのですが、実はコロナとの共存を考えなければならない今だからこそ、知っておきたい大きなメリットがあるのです。
この記事では、Iターン・Uターン・Jターンの違いとともに、そのメリットを紹介します。
Iターンとは?
「Iターン」とは、都市部で生まれ育った人が、地方へ就職・転職する際に使われる言葉です。
移動の方向としては「都市部→地方」のみで、「地方→都市部」の場合は「Iターン」と呼びません。
都市部に比べて収入は低くなることが多いとされますが、物価の低いエリアに就職すれば収入格差はあまり問題となりません。
Uターンとは?
「Uターン」とは、地方出身の人が都市部へ進学・就職し、その後生まれ故郷に戻って就職・転職することをいいます。
住み慣れた土地で生活することは、多少不便な点があっても想定の範囲内であるため、IターンやJターンに比べるとハードルが低めであるケースが多いようです。
Jターンとは?
「Jターン」とは、地方出身の人が進学・就職のために都市部に住み、その後生まれ故郷近くの別の土地で就職・転職することです。
一般的に、Jターンでは住み慣れた土地より交通の便が良く、暮らしやすい土地に移り住むことが多いようです。
そこそこ自然があり、一方で利便性の良さも手に入れられる、そのような地方都市が好まれる傾向にあります。
Iターン・Uターン・Jターンの違い
Iターンができるのは、都市部に住んでいる人だけです。
都市部から地方への移住をともなう就職の際に使われます。
Uターンは、地方出身者が都市部へ進学・就職後、故郷に戻って就職することです。
Jターンは、地方出身者が進学や就職でいったん都市部に移り住んだ後、故郷に近い土地に戻って就職することです。
いずれも、就職や転職の際に使われる言葉ですが、通常の就職・転職とは異なり、住環境までリセットできるのが大きな特徴です。
避けられないwithコロナの時代、そして来るべきafterコロナの時代には、仕事のために都市部に住み続けることが必ずしも重要とはいえなくなっているでしょう。
テレワーク化が今以上に進めば、住むところにこだわること自体がナンセンスになってきます。
Iターン・Uターン・Jターンは、今後就職・転職を考える際に、真っ先に考えなければならないことの一つになるかもしれません。
まとめ
- Iターンは、都市部→地方への移住をともなう就職・転職。
- Uターンは、地方出身者が都市部へ進学・就職後、出身地へ戻り就職・転職すること。
- Jターンは、地方出身者が都市部へ進学・就職後、出身地近くの地方都市で就職・転職すること。
地方は不便な部分もありますが、都市部にはない魅力もたくさんあります。
Iターン・Uターン・Jターンで、仕事だけではなく生活環境もリセットしましょう!