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インコは旅行や帰省の際にどうする?留守番か預けるか連れて行くか?

インコ 旅行

これから旅行や帰省の時期ですね。

ペットは、飼い主にとってかけがえのない家族ですが、ペットを飼うかどうかを考える際にネックになるのが、気楽に家を空けられなくなることです。

「ペットがいると、自由に旅行ができなくなるのではないか?」
「もしどうしても出かける必要がある時にはどうしたらいいのだろうか?」

この記事ではそんな疑問についてまとめています。

すでにインコを飼っている方はもちろん、これからインコを飼うことを検討している方にも、参考にしていただければ幸いです。

インコをお留守番させる場合

インコにお留守番させてもよい期間は最長3日までといわれていますが、我が家では、1泊2日までのお出かけの時のみお留守番させています。

お留守番のメリットは、インコにとって知らない場所に連れていかれたり、どこかに預けられたりするよりも、ストレスになりにくいことです。

しかし、インコの様子を観察できない分、注意点がたくさんあります。

餌・水

まず、餌と水についてです。

例えば、セキセイインコは1日半~2日食べないと死んでしまいます。

必ず、不足がないように用意しましょう。

シードに関しては、普段なら皮つきシードをおすすめしますが、お留守番の時には皮むきタイプの方がよいと思います。

なぜなら、食べた後に残る皮が餌の上に溜まってしまい、餌が食べられなくなる可能性があるからです。

オカメ
オカメ
我が家は普段皮付きタイプを与えていますが、毎日の掃除で、こんもり皮のゴミが出ます。

掃除が終わるとインコたちは真っ先に餌を食べに来るので、1日だけでも、食べづらくなっていることが分かります。

外出の日数に合わせて十分な量の餌を用意しましょう。

また、水はたっぷり用意します。

糞や餌が入ってしまい、水が汚れてしまった時のために、1ヶ所ではなく、予備の水入れもセットしてあげましょう。

留守番用の自動餌入れ、水入れが市販されているので、日数が長い時には、活用することもできます。

特に水入れのタンクに炭を入れておけば、水が痛むのを防いで新鮮な水を補充できます。

環境

温度管理は必須です。

真夏に閉め切った部屋は40度近くまで室温が上がることがあります。

エアコンをかけるなどして、インコにとって過ごしやすい温度を維持してあげてください。

また、日が入らず一日中暗い状態はインコにとってストレスとなります。

真っ暗の中パニックになることがあるので、電気をつけて明るくしておきましょう。

普段にぎやかな家庭でインコがよく人になついている場合、がらんと静かな部屋になるとインコは不安を感じるかもしれません。

ラジオやテレビをつけっぱなしにしておくことも1つの対策としてありですね。

なるべく普段の雰囲気と変わらないようにするのがおすすめです。

オカメ
オカメ
我が家は、音楽を流しっぱなしにしています。

その際には、迷惑にならないよう、近所の方への配慮も忘れないようにしてくださいね。

ケージ内は、糞切り網を外しておきます。

万が一、餌入れをひっくり返してしまった場合でも、糞切り網がなければ底に落ちた餌を食べることができるからです。

また、パニックを起こして暴れる可能性があるので、ケージ内のおもちゃは取り外しておきます。

オカメ
オカメ
信頼できる家族や友人が近隣にいる場合、鍵を預けて、時々様子を見に来てもらうこともできると思います。

インコを預ける場合

長期間の旅行や、温度管理が難しい季節には、動物病院やペットホテル、小鳥ショップなど、近隣の専門機関に預けることができます。

事前に対応してもらえるか、料金はいくらかなどを確認しておくとよいと思います。

そのような場所に預ける場合、他のインコと同じ部屋で過ごす可能性があります。

一羽飼いのインコにとっては、戸惑いがありストレスを感じるかもしれません。

預ける時には、普段どのような環境で飼育しているのか、どんな性格のインコなのかを伝えておくとよいと思います。

また、食べ慣れた餌を渡しておきましょう。

オカメ
オカメ
知人に預けることもできるかもしれませんが、万が一事故などがあったときのことを考えると、専門機関に預ける方が安心かもしれません。

人間関係にひびが入ってしまうこともあるようです。

インコを連れていく場合

実家への帰省なら、インコを連れて行くのもよいかもしれません。

預ける場合にも共通しますが、ケージのまま移動しないでください。

必ず、移動時には専用のキャリーケースを用意しましょう。

オカメ
オカメ
プラケースでも代用できます。

ケースの中に普段食べている餌をまいておきます。

インコを入れたケースは紙袋等に入れ、タオルをかけて目隠しをして持ち運びます。

普段のケージのままでは、十分に動ける広さがあるため、暴れてしまい、ケガをする危険性があるからです。

オカメ
オカメ
ケージは別で持っていきましょう。

旅行の際は細心の注意を

まとめ
  • インコをお留守番させるときには、餌や水、そして温度管理を忘れずに。
  • 長期の場合は、信頼できる専門機関に預けることを検討しよう。
  • インコは必ずキャリーケースで移動させよう。

インコを飼っていても、旅行は可能です。

しかし、インコにさみしい思いをさせてしまうことや、何かあったときにすぐに対応してあげられないことを考えると、なるべくお留守番させたくないですね。

これからインコを飼う方は、ライフスタイルをインコ中心に変えられるか是非考えてみてください。

もちろん、旅行や帰省の際には、今回ご紹介した方法を参考にしてくださいね。