スッポンとカメの違い｜見た目の違いや見分け方は？

見た目がよく似ているスッポンとカメ。

まったく別物と思っている方も多いようですが、じつはスッポンもカメの一種です。

では、スッポンとカメは何が違うのでしょうか？

見分けるためにはどこの部分を見ればよいのでしょうか。

この記事では、思わず「へぇ～」と言ってしまうスッポンとカメの違いについてまとめました。

スッポンとは？

日本で食用とされているスッポンは、爬虫綱カメ目の一種です。

あまり見かけませんが、ペットとして輸入されているスッポンも何種類かあるようです。

スッポンは、英語でsoftshell turtle（ソフトシェルタートル：甲羅の柔らかいカメ）と表現されますが、その名のとおり甲羅が軟らかいのが特徴です。

また、甲羅の縁にあるエンペラは、スッポンにしかありません。

そして、意外かもしれませんが、スッポンには歯がありません。

ただし、あごの力が非常に強いため、噛まれた際に無理にふりほどこうとすると大けがをする可能性があります。

ハムオ

ちなみに、噛まれた場合はそのまま水の中に浸けると、おとなしく離れていくそうです。

カメは、爬虫綱カメ目に属する爬虫類の総称です。

スッポンとは違い、硬い甲羅を持ち、皮膚はうろこで覆われています。カメの中には歯があるものもいるため、この点も大きな違いです。

カメは長生きするものも多く、種類によっては100～200歳まで生きるものもあります。

スッポンの寿命は人間とあまり変わらないといわれますので、寿命の長さも大きく異なります。

スッポンとカメの違いは、以下のとおりです。

上でふれなかった内容もありますので、じっくり比べてみてください。