飼いやすいペットとして人気のハムスター。
お魚などは飼育前から水槽の準備をし水質を整えてから、飼い始めますよね。
ハムスターも同様にペットショップからお迎えすると同時にケージを買うのではなく、先に準備しておくのがベストです。
そこで知っておきたいのがどのようなケージが良いのかということです。
そして、見落としがちですがケージのレイアウトはハムスターが快適に過ごす上で重要となります。
この記事ではおすすめのハムスターのケージとそのレイアウトを紹介します。
目次
ハムスターのケージはこれがおすすめ!
ハムスターを飼う上で必ず必要となるケージ。
どんなものにしようか迷いますよね。
ペットショップでは可愛らしいデザインの金網ケージをよく見かけますが、実はこれは危険がいっぱいです。
金網部分を齧って歯にトラブルがおきたり、よじ登って落下し骨折なんていうことも……。
「じゃあどんなケージがいいの?」ということですが、私のおすすめは、ガラスの水槽です!
一番最初にハムスターを飼育したときは、金網のケージでしたが危険なため止めました。
次は衣装ケースで自作しましたが、給水機を取り付けるためにあけた穴を噛み広げて逃亡……。
結局ガラスの水槽に落ち着きました。
ガラス水槽のケージのメリットは、
- ハムスターの様子をよく観察できる
- 外の音が遮られ、ハムスターが落ち着いて生活できる
- 保温性があり冬でもあたたかい
ガラス水槽のケージのデメリットは、
- 通気性が悪く、湿気やにおい、熱がこもる
- ケージの上部から手を入れるため、ハムスターが怖がる可能性がある
- こまめな掃除が必要
といった感じです。
良い点があれば、もちろん悪い点もありますが、通気性などは天井部分を金網にしたり工夫することができます。
ハムスターの安全を考えれば、やはりガラス水槽が一番おすすめです。
ハムスターのケージに必要なもの
ケージを準備したら、次は中に入れるべきものを用意しましょう。
床材
ハムスターの体を守り、精神的な安心感にも繋がります。
いろいろな種類がありますので、安全性や快適性を考慮し選びましょう。
ティッシュや牧草などは危険性があり、あまりおすすめできません。
回し車
ハムスターは一晩で8~10キロ走るので、必ず必要なアイテムです。
音が気になる方はサイレントホイールなど音が抑えられているものもありますよ。
巣箱
巣箱はハムスターの体を隠すことと温める役目があります。
いろいろな種類がありますが、底のない木製のものがおすすめです。
給水器
生き物が生きる上でお水は必ず必要ですよね。
置くタイプや吸盤タイプ吊り下げタイプなど種類があります。
トイレ
屋根がついているものの方がハムスターは安心できるそうです。
使用する砂によっては窒息の可能性もあるのでご注意を。
砂風呂
トイレ用とは別にサラサラの砂が売られています。
それをタッパーなどに入れて砂風呂にしてあげましょう。
体の汚れを落としたり、ストレス解消などの効果があります。
エサ入れ
ペットショップで売っているものや、豆皿などをエサ入れとして用意しましょう。
ヒーター
冬の寒さはハムスターの大敵、というか死に繋がります。
ヒーターは必ず用意しておいてください。
我が家では水槽の下に敷くタイプのヒーターを使用しています。
おすすめのヒーターや使い方についてはこちらの記事で詳しくまとめているので、是非参考にしてください。
番外編:エアコン
夏場の暑さもハムスターの大敵です。
ケージ内に設置する冷感グッズなどもありますが、きちんと部屋全体を冷やし温度管理をしてあげてください。
ハムスターのおすすめケージレイアウト
うにがサイレントホイールフラットの後ろを登ってしまうかどうか見たいので、うにのケージに設置しました🐹本当は真ん中の軸をかじってしまうマフィン用に購入したんだけど、ひとまずね👍#ハムスター#レイアウト pic.twitter.com/rvQnkTVD3Y
— えーさん (@ham_ham_0908) September 26, 2019
必要なものが揃えば、ハムスターが安心して生活できるようにレイアウトしていきましょう。
たっぷりとハムスターが埋もれるくらいの量を敷きましょう。
ケージ中央や、やや奧に置きましょう。
ケージの奥隅に置きます。
人間の目線や音からハムスターが守られる必要があるからです。
床材が濡れないように工夫し、小屋とトイレ以外の空いている角側に設置します。
傾かないように水平にして、巣箱とは逆側の奥隅に置きます。
ハムスターもトイレの時には人の目線が気になるとか……。
屋根付きのものの方が安心して使用できるそうですよ。
ケージの中に置きっぱなしにするとトイレとして使用し始めてしまうようなので、時々入れてあげるようにしましょう。
給水ボトルの近くにおいてあげると良いでしょう。
餌が濡れてしまわないように注意してくださいね。
野菜をあげる場合はもう一つ別にお皿を用意してあげましょう。
ハムスターの住みやすさを考えてケージをレイアウトしよう
- ハムスターのケージのおすすめは水槽タイプ
- レイアウトはハムスターが快適に安心できるように行う
私たちも家を選ぶときや部屋のレイアウトを行う時には、外観の可愛さだけではなく住みやすさなども考えますよね。
ハムスターのケージ選びやアイテムのレイアウトも同じです。
可愛さや観察しやすさなどの飼育側の都合だけで選ばず、ハムスターの暮らしやすさもしっかりと考えて選んであげましょう。
あなたの大切な家族なので、ストレスの少ない環境で安心して長生きしてほしいものですね!