スマートフォンを時計代わりに使っている人も多いと思います。
スマートフォンの時計機能には、通常の時計やアラームのほか、タイマーやストップウォッチもついている場合がほとんどです。
ところで、タイマーとストップウォッチの違いって何でしょう。
どちらも「時間を測る」という点では同じであるため、普段あまり利用しないと使い分けに迷うこともあります。
そこでこの記事では、無意識に使い分けていることが多いタイマーとストップウォッチの違いについて調べました。
タイマーとは?
「タイマー」は、「一定の時間経過を知らせてくれる装置」です。
知らせる方法は音や光、振動などさまざまです。
時間の表示はカウントダウン形式で、残り時間が簡単に確認できます。
最も良く知られているタイマーは、キッチンタイマーかもしれません。
しかし、最近はIHコンロにもタイマー機能がついているため、キッチンにおけるタイマーの出番は以前に比べて少なくなっているようにも感じます。
ただ、時間に追われる受験生にとって、タイマーは欠かせないアイテムの一つです。
残り時間を気にしながら勉強することは、緊張感に慣れるためにも必要なことかもしれませんね。
ストップウォッチとは?
「ストップウォッチ」は、「経過時間を測るための装置」です。
1秒以下の単位まで測る場合には、ストップウォッチがとても役に立ちます。
時間の表示はカウントアップ形式で、どれだけの時間が経過したかを正確に知ることができます。
陸上競技のゴール付近に設置されているのも、ストップウォッチですね。
大きく見やすいストップウォッチがあれば、記録更新の瞬間を会場全体で共有できます。
家庭では、子どもが計算問題を解き終わるまでの時間を測るときなどによく使われるかもしれません。
1秒以下の単位でも記録が更新できると、とてもうれしいものですよね。
タイマーとストップウォッチの違い
タイマーは、カウントダウン形式で一定の時間経過を知らせてくれる装置です。
タイマーを使えば、残り時間が簡単にわかります。
ストップウォッチは、カウントアップ形式でどれだけ時間が経過したかを正確に測定できる装置です。
陸上競技の会場などでよく見かけるのは、ストップウォッチのほうです。
タイマーとストップウォッチの違いを意識することは少ないかもしれませんが、特徴を知っておけば使い分けに迷うことはなくなるでしょう。
例えば、30分時間を測りたいのにストップウォッチを使ってしまうと、頻繁に時間を確認しなくてはならなくなってしまいます。
このような失敗を防ぐためにも、何となくでいいので違いを知っておくべきかもしれません。
まとめ
- タイマーは、カウントダウンで一定の時間経過を知らせてくれる装置。残り時間を知りたい場合に便利。
- ストップウォッチは、カウントアップで経過した時間を測定する装置。秒以下の細かい値まで測れるものが多い。
ちなみに、タイマーもストップウォッチも和製英語ではありません。
英語の辞書には「timer」も「stopwatch」も載っています。
覚えなおす必要がないので、ちょっとうれしいですね。