食事は私たち人間にとっても楽しみな時間ですよね。
楽しみなだけでなく、食べるものによって身体は作られます。
栄養が偏ったり不足すると体調不良を起こしてしまいます。
ハムスターにとっても食事はとても大切です。
この記事ではハムスターの食事について、おすすめの餌や正しい与え方をご紹介していきます。
目次
ハムスターにおすすめの餌
まずはハムスターの餌として適しているものを挙げていきますね。
ペレット
ペレットは主食として与える餌です。
半生タイプと固形タイプがあります。
固形タイプは若く健康なハムスターに、半生タイプは高齢になったハムスターなどに与えると良いでしょう。
半生タイプは傷みやすいので注意が必要です。
製造年月日や賞味期限の新しいものを選びましょう。
成分は高タンパクで低脂肪なものが健康的でオススメです。
しかし、ペレットだけ与えていても栄養に偏りがあります。
ペレットを主食にし、おやつとして他の餌も与えて、栄養の不足を補います。
ひまわりの種
ハムスターといえば、ひまわりの種というイメージですよね。
しかし、量に気をつけなければいけません。
野菜
キャベツや人参やサツマイモなどの野菜を食べることができます。
しかし、ねぎやたまねぎなど死に至る危険な野菜もあります。
与える前に可能なものかよく調べておきましょう。
ハムスターが食べてもいい野菜・食べてはいけない野菜はこちらの記事にまとめているので、是非チェックしてください。
ハムスターが手に抱えられるくらいの大きさに小さく切って与えましょう。
果物
バナナやりんごなどを食べることができます。
野菜と同様に危険な果物もあるので、与える前に可能かどうかよく調べておきましょう。
あまり与えすぎると、他の餌を食べなくなってしまう可能性があるので、多くても週に一回程度にとどめておいた方が良いです。
タンパク質
ゆで卵の白身や、ミルワームなどタンパク質の多い餌です。
妊娠中などの栄養が必要な時に与えます。
ハムスターに餌をあげる時間帯
ハムスターは夜行性なので、活動を始める夕方くらいに餌を与えるのが良いでしょう。
生活リズムを整え、肥満を防ぐことができます。
また、食べた餌の量の把握や体調管理のチェックもしやすいというメリットがあります。
ハムスターへの餌の与え方
基本的にはペレットを与えながら、ハムスターの成長に合わせて他の餌を調整していきます。
成長期には動物性たんぱく質を多く与えて、成長をサポートします。
成熟期にはおやつの量は減らし、肥満を防ぎましょう。
老齢期にはペレットの固さなどを気をつけ、固すぎて食べることが出来ていない場合には水でふやかして与えるなどの工夫をすると良いでしょう。
ハムスターの餌の量はどれぐらいがいい?
餌を与えすぎると肥満や病気になってしまいます。
基本的には体重の5~10%を目安に与えます。
おやつの量も極少量でかまいません。
特にひまわりの種や果物は与えすぎると肥満の原因になり短命になってしまいます。
ハムスターに餌をあげる時の注意点
ハムスターに餌を与える時は、以下の点に注意しましょう。
驚かさないようにする
ハムスターを驚かさないように餌を与えましょう。
ハムスターの背後や真上から手を入れると、ストレスになってしまいます。
餌の変更は少しずつ
急に餌を変更すると、ハムスターは驚いて餌を食べなくなります。
また、ストレスにもなります。
溜め込みチェック
ハムスターは餌を溜め込み隠す習性があります。
痛んだ古い餌を食べてしまうと、ハムスターの体にもよくありません。
生餌は特に注意!
生野菜などの餌は特に注意しておきましょう。
傷みやすいので、食べ残しは腐ってしまわないうちに取り除きましょう。
食事管理をしっかりして健康に長生きしてもらおう
- ハムスターの主食はペレットがおすすめ
- ひまわりの種や野菜などのおやつを少量与える
- 栄養不足にならないように、ペレットとおやつをバランスよく与える
- 夜行性のハムスターにあわせて餌は夕方くらいに与える
- ハムスターの成長にあわせて餌の調整を行う
- 餌の量は体重の5~10%を目安に与える
- ハムスターを驚かさないように、手の入れ方や餌の変更の仕方に気をつける
- 溜め込んだ餌は痛まないうちに処分する
ハムスターにとって食事は寿命や健康に関係しており、とても大切なことだと分かりました。
私たちも主食はご飯やパンを食べますが、おかずも健康面でも味を楽しむという点でも必要としますね。
ハムスターにとっても、食事は楽しみの一つと考えられるでしょう。
また、餌やおやつを与えることでハムスターとスキンシップを取ることもできますね。
食べる姿が可愛らしいので、ついついたくさんあげたくなってしまいますが、ハムスターの健康のためにぐっと我慢しましょう。
食事管理をしっかり行い、ハムスターの健康寿命をのばしていきましょう!